2005-05-09 蓮華の上で母は泣く 魅惑疑惑の雛人形その頂点に君臨せしはあの夫婦小枝の様な口元に鬼才の様な笑み零し眼力いかほど?呪うほど?十二単に杓かざし、蓮華の雛壇飛び回る首を欲せよ、血を浴びよ現世がどれほど憎いのか魅惑疑惑の夫婦雛子が欲しいのか生贄はいらぬか蓮華の雛壇飛び回り夜霧、辻斬り、母体を襲うその怨念、染みた出刃包丁、怨霊、飛び交う鞘が無いのだから紅蓮の炎を吹く妻に生首乗せた揺り籠をあやしてみたい抱いてみたい怨念包丁、今夜も光る