耳を千切れば

散文を羅列して置きます。

深夜一人隠れて

深夜に一人隠れて覗く「あっち側」

部屋を暗くしてイヤホンして起きないように

こそりと見る「画面の向こう」

それとも

やはりこっそり音を立てないように細心の注意で

そっと開けて閉めるドア、深夜のお散歩、「待ってる世界」

それは

幻想怪奇か

コントの世界か

エロティックなのか

グロテスクなのか

鮮明な残像が夢に出てきそうなイメージのフラッシュバックが

戻ってこれなくてもいいや、僕は