耳を千切れば

散文を羅列して置きます。

クチビルよせて

少女の面影追いかけて、
少年沸き立つ、惑星回る。
大草原を駆け抜けて、
少年視力を奪われる。
回る惑星、少年に交換条件突きつける。
目玉を渡す代わりにと、少女を要求する悪魔。
視力と少女は天秤で上下運動繰り返す。
時の速度が加速した、そして少年駆け出した。
唇寄せて、唇寄せて、唇寄せて。
風が草原駆け抜けて、出来た風の道の先
少女の面影、焼き付けて、
少年涙を飲み干した。
唇寄せて、唇寄せて、唇寄せて。




 例えばこんな具合です。