耳を千切れば

散文を羅列して置きます。

君の第三の目だけが視認できる僕の恋


君の第三の眼って
君のおでこについてる眼って
凄く視力が良いって聞くから
僕の事を見てて欲しいんだ


君にしか見えないくらいの速さで
ほとんど視認できない速さで
動くから
見てて欲しいんだ
君だけに
見てて欲しいんだ
僕の動きを追ってて欲しいんだ

君だけに
君だけに

ハイパーソニックムーブメント
君の第三の眼が追う
僕のハイパーソニックムーブメント


そのたまゆらの時間の共有が
僕からのプロポーズ


もはや君にも見えない速度で
僕の耳が千切れる速度で
ソニックブームプロポーズ

あいつ、あの人の娘なんだってさ

昔昔に注目されたあの人の娘って子が、
うちの学校に転校してきて
やっぱり口がそんな風になってたんだけど
自己紹介の時に、あたしのチャームポイントは、
この耳までさけた口ですっ。・・・なんて言って、
ニコッて八重歯を覗かせたもんだから
クラスの男子の大半は
その子に一目ぼれしたってさ。


元ネタ画像があるのだが、どれだったけな。

今日のお昼は初恋定食

恋と愛の見分け方
恋するあの子で僕らは手淫は出来ない。
なんか汚すような感覚があるからだ。
あの子を汚したくなくて僕らは恋で自慰は出来ない。
愛する貴方との手淫なら、僕らはそれを済ます事はできるだろう。
手淫が肉体的、性的なモノである為に、
ここで言われる愛する貴方と、僕は愛の営みは済ませている。
との前提として、話は進むのであるが、
その為に、愛する貴方の妖美な体を、
そして永遠を願いたいほどのあの時間を、
僕らは想起する事が出来て
汚すと言うよりもそれは、
脳内で貴方と愛し合うと言う行為を想像する事が出来る
と言う事ではないだろうか。


しかし、男性諸君に私は、
もっと恋を汚す行為をした方がいいのではと、提案したい。


昨今の美術事情、私の至極主観に満ちた目でみると、
女性作家にその性的な表現を、
しかもかっこよく具現化している作品をみる事が出来るのに比べ、
男性作家にその傾向は極端に弱まっているのでは無いかと私は思う。
女性の性表現は長い事禁句とされていた、
その為に、今現在、女性が表現する性は凄く刺激的で、
そして、今まで無かったモノとして認識する事が出来ると言う流れにより、
ここまで賑やかな性的な主題を持った作品が並ぶのかもしれない。
それでは、男性作家の表現する性的作品は飽きられたのだろうか。
そもそも、人間は性を禁しさえし飽く事はないだろう。
男性の性欲が減退していると言う事なのだろうか?
微細な分類により、世界は数多の壁で区切られている。
全ての扉を開けて中を覗く事は不可能だろう。
かといって、主流な表現だけを追い求める必要性も、
今現在希薄になっているだろう。
芸術は他人との会話の為にある物なのだろうか?
芸術とは自己表現、自己との会話ではなかったのだろうか?
他人に評価してもらってナンボ。いつからそんな風潮になったんだろう。
食べて行けねば続けて行けぬ美術の世界だが、
芸術をお金に変える仕組みは、幾らでも発明されている現代。
自己表現は今から始まるんじゃないだろうか。
世界の壁はますます増えるだろう、
それは、それを一つ一つ覗き穴なら覗く楽しみが増えるという意味だ。
禁止事項を行おう。便所に落書きされた電話番号には全てに連絡してみよう。


初恋の人で手淫しよう。
恋を愛に変える方法はここにある。