耳を千切れば

散文を羅列して置きます。

君の第三の目だけが視認できる僕の恋


君の第三の眼って
君のおでこについてる眼って
凄く視力が良いって聞くから
僕の事を見てて欲しいんだ


君にしか見えないくらいの速さで
ほとんど視認できない速さで
動くから
見てて欲しいんだ
君だけに
見てて欲しいんだ
僕の動きを追ってて欲しいんだ

君だけに
君だけに

ハイパーソニックムーブメント
君の第三の眼が追う
僕のハイパーソニックムーブメント


そのたまゆらの時間の共有が
僕からのプロポーズ


もはや君にも見えない速度で
僕の耳が千切れる速度で
ソニックブームプロポーズ